事件です！：黄介の部屋：SSブログ

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事件です！　[パパがマムシに噛まれた事件] [編集]

今日はパパさんがお休みなのでした…

いつものごとくパパとママがお昼にお出かけして

夕方帰宅…

そのあと

「キスケ散歩行くか！！」って

珍しくパパさんが…

虫もいっぱいの季節になってきたので

暑いケド、パパさんはズボンと靴下を着用します。

ジっと待つキッ君ｗｗ（のぞきともいう…）

日も暮れてきて涼しくなったところで

出発！

久しぶりのパパと２人でデートですね♪

たまには…と思いママは遠慮したのですが…

家を出て20分程したころ、ママ携帯が鳴りました…

パパです…

「どうしたの～ぉ？」

「なんか！ヘビに咬まれたらしい…迎えに来て！」

「え？！きっくんが？」

「いや…オレ…すごい痛くて痺れてる…」

「わかった！！！」

ダッシュで散歩コースを車で向かいます…

田んぼの畦道を爆走…

いた！！！

「大丈夫？！？！」

「なんかイヤな感じがする…縛るものある？」

「ない・・・救急に電話する！」

とスグに119番に電話…

「もしもし？！あの…毒蛇に…多分マムシに咬まれたんですが！

対処方法を指示願えませんか？」

「え～～？マムシぃ～～？ほんとにぃ～～？

ん～今どこですかね？」

「家の近所の…竹井さんの田んぼのわき道です！」

「あ～～わかりませんね」（ですよね？！）

「家の近所です、住所は○○」

「では自宅まで戻れますか？今から急行しますから」

「はい！お願いします…」

パパとキッ君を車にのせて家に戻ります。

「毒かもしれないってことは…マムシで間違いないよね？

ちゃんと見た？」

「いや…姿は見えなかったんだ…もう暗いから…

でも咬まれてスグにズルズルと引きずった感じがあったから

ヘビだと思ったんだよ」

痺れてるってことは…やっぱ有毒のものだよなぁ…

自宅に着いてなにか縛るモノを探していると

救急車が到着しました…

パパさんびっこを引いて救急車に乗り込み

バイタルチェックなどの医療機器を装着。

近くの外科医院へ・・・

到着…

医師「マムシ？本当に？」

パパ「マムシかどうかは分からないんですがヘビだと思います」

医師「マムシにしては咬み跡が大きいなぁヘビじゃないんじゃない？」

パパ「でも…ズルズルとひきずった感じがあったんで…」

医師「ねずみとか…ムカデとか…」

パパ「でも…あきらかに牙跡だと思うんですけどぉ」

ヘビの牙跡はたいてい２ヶ所～４ヶ所…マムシは前歯から毒を出すので

２ヶ所が多い…（らしい…）

医師「ちょっと傷跡見てみますねぇ傷の形状から対象物が分かるかもしれませんから…」

パパ「はぃ…ぅぐう！！（違うかな？ぅげっぇ～だったか？）」

針のようなもので牙跡をぐりぐりされちゃいました＞＜

医師「ん～ちょっと分かりませんねぇ。」

パパ・ママ「・・・・・・・・・・・・・・・」

医師「とりあえずは害獣に咬まれた時の処置をしておきます、

　　　破傷風の薬と抗生剤。もしこれ以上患部付近が腫れるようでしたら

　　　すぐに大学病院に行ってください。大学病院なら大抵血清が置いてありますから。」

パパ「はい…」

パパはなんだか不安そうでしたが、３人の医師から「マムシじゃない」

と言われると…返す言葉がなかったようで…

点滴を終えてとりあえずは自宅へ帰還…。

ベットに横になり患部を冷やしますが…

痛みが相当なようです…足を見ると…

膝下から内鼠蹊部にかけて内出血のような筋状の跡があります…

患部付近の腫れはそうでもないですが…全体的に腫れて…なんだかイヤな色＞＜

パパ「痛い＞＜やっぱり病院行く…」

救急車呼ぼうかどうしようか悩みましたが

イタズラにご近所様をお騒がせしてもイケナイので

ママの車で行くことにしました。（車で１０分だし）

本日２度目の爆走です＞＜

すぐに受け入れしてもらえるように大学病院に電話…

到着してスグに診てもらえました…

大学病院なので…夜間診療は…なんかみんな若いセンセーだ…

ナンダカ・フアン・ダ……

でも診てくれたセンセーは

状態と状況を聞き、しばらく患部を診て

スグに他のセンセーを呼びに行ってくださり

なんだかエラそーなセンセーが駆けつけて下さいました。

そしてスグに血清を打つ際の説明…

医師「マムシの血清は馬から生成したものなんです…なのでハッキリとしない場合は

　極力打ちたくないのですが…正直患部の状態を見る限りマムシである可能性が

　高いです。この内腿の内出血のように見える部分ですが…マムシの毒による

　血液凝固であると思われます。・・・・・・・どうしますか？」

パパ・ママ「・・・・・・・・・・・・・打って下さい。」

医師「そうなりますよねぇ～。ではスグに血清と病室の準備しますので、

　あ、少なくとも１日は入院ですから。」

パパ・ママ「え・・・・・・・・・・・」

私たち、素人考えでは血清を打ったらそれで終わりと思ってましたが…

違うんですね＞＜

血清はアナフィラキシーショックの恐れがあるので血圧を見ながら少しずつ

投与するのだそうです。

あわわ　あわわ＞＜　すぐにパパの上司に連絡します＞＜

病棟は深夜受け入れなので救急病棟に…

入院の説明を受けて…医師からのインフォームドコンセント？を受けて…

血清の投与は輸血になるんですってｗ新しい知識ひとつ得ましたｗ

病室のパパさんのところへ…

いろんな機械と点滴の管につながれて痛々しいです＞＜

ママ「明日午前中に入院の手続きに来るね。がんばってね＞＜」

パパ「うん…そうだ…黄介が咬まれてないか脚とかよく見といてくれよ」

ママ「わかった＞＜」

自分が大変なのに黄介の心配とは…泣かせる漢デス＞＜